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昇進・昇格にTOEICは必要?【必要スコアも解説】

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こんにちは、TOMです。

昇進したいと思っている会社員、これから働く学生
『昇進にTOEICのような英語力って必要?』
『TOEICのスコアはどのくらいあればいいの?』
『昇進で英語はプラスになる?そのほかのスキルは?』
『新卒・中途採用で必要なTOEICスコアはどのくらい?』

この記事は、こんな疑問を持っている方に向けて書いています。

この記事を読んで、読者が得られること

エンジニアで英語ができないとどうなるのか、英語力を得るためにはどうすればいいのかが分かります。

この記事を書いている人
self-intro-eng

この記事を書いている僕は、10年ほど日本の大手製造業で技術者として勤務した後、外資系の会社で技術職として働いています。
技術職・エンジニアとして勤務してきた経験からこの記事を書いています。

1. 昇進にTOEICは必要?

昇進にTOEICのスコアは必要でしょうか。

結論としては
TOEICスコアを昇進の必要要件としている会社は多くなってきています。

2019年TOEIC運営のIIBCがアンケートした結果によると、
・係長/主任に昇進・昇格するうえで、38%の会社はTOEICスコアを利用

しています。
TOEIC-shokaku01

同様のアンケートをみると
『企業/団体内での英語の使用状況と目標とする英語力』
という項目で次のような結果がでています。

 

 
TOEIC-shokaku02

現在は
第1位: 「海外との取引がある部署だけで使われる」
ですが

3年後 第1位:「人材採用時、配属部署の決定や移動時に、一定の英語能力が求められる」

となっており、今後海外取引のある部署だけでなく、望まれる英語能力は高まってくるという予想ができます。

このような傾向から、昇進や昇格にTOEICのスコアの必要性は
現在でも3分の1以上の企業で取り入れていますが
今後さらに必要性が強くなっていく傾向があるといえます。

2.昇進に必要なTOEICスコア

じゃあ、昇進昇格にはどのくらいのスコアが必要なの?
上記と同様にIIBCの調査結果を見ると、
5000人以上の規模の会社では、

係長・主任への昇進・昇格に
必要なスコアはおよそ500点~700点

会社によって差はありますが、最低でも500点というTOEICスコア
レベルは必要ということになります。

TOEIC-score
これが課長への昇進・昇格となると、必要なレベルは
同程度か若干上がり600点程度は欲しいということが分かります。

例えば、トヨタ自動車で係長昇進時にはTOEIC600点が最低必要です。

これらの調査から、昇進や昇格を考えている人はTOEIC600点を目標として捉えて学習すれば、平均的な基準はクリアできると思います。

3.就職・転職にTOEICは必要?

IIBCの調査によると、TOECのスコアを採用時に利用している割合は

新卒採用:55.4%
中途採用:61.2%

※中途際用は英語を使用する部署

となっています。このうちTOEICスコアを要件としているのは
新卒採用:4.2%
中途採用:10.2%

これらから、新卒・転職ともにTOEICスコアで足切りを行う場合は多くはないが、
注目はしている企業が過半数ということが分かります。

4.昇進・就職・転職で英語力が必要な理由

昇進や就職・転職で英語力が参考とされる理由は
業務上使う機会が増えているため
です。

これまで英語を特に必要とされていなかった部署でも、
会社が競争力をアップさせる、海外への拡大を狙っている
ということを考えた場合、業務で英語は必要となってきます。

なぜなら、
競争力アップに必要な項目として、コストダウンや投入技術の向上による価値アップが含まれます。
これには、グローバルに取引先を拡大させていく必要があるためです。
また、海外への拡大を考えた場合、当然現地とのコミュニケーションなどは必要となってきます。

こういった理由から英語を使う場面は増えてくる可能性が高いため
キャリアチェンジのタイミングで英語力が見られることになります。

エンジニアが英語を使う場面については、こちらの記事でも
まとめていますので参考にしてください。
eng-english-OKエンジニアで英語ができないけど大丈夫?【10年以上の技術者経験から解説】

5.TOEICスコアをあげるには

これまでのまとめとして、昇進・昇格や転職を考えると
職種にはよりますが、一般的に
TOEICスコアは600点程度を目標にするのが良いです。

TOEICスコアをあげるために参考となる方法としていくつか
例を挙げてみます

・書籍による学習
・アプリによる学習
・オンライン英会話サービスを使う

書籍による学習

基本:TOEIC公式問題集

TOEICの点数をあげるために、最も有効な方法の一つとして
公式問題を解き、問題に慣れつつ、頻出の表現を学ぶということが
挙げられます。
おすすめは、音声ダウンロードができる「公式問題集3」以降です。

英単語:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEICの対策の基本として、英単語・フレーズ学習は有効で、基本としてこちらを見ておくのはおすすめ。
著者のTEX加藤氏がTOEIC分析を行い、頻度の高い英単語やフレーズをまとめた本です。
TOEICに頻出の単語を学ぶために、非常に有効な一冊で、実際TOEICのテストにこちらの英単語は出てきます
一つ難点をあげるとすると、単語やフレーズによっては完結したセンテンスが載っていない点。

直前対策:TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

TOEIC対策のテクニックを学ぶならとても有効な一冊。
TOEICは解き方のコツを知っているかどうかが大事です。
基本的な英語力を上げるのはベースとして実施すべきですが、
直前対策として少しでも点数をアップさせる方法として読んでおくのをおすすめします。

アプリによる学習

English upgrader

TOEIC presents English Upgrader

TOEIC presents English Upgrader
開発元:The Institute for International Business Communication
無料
posted withアプリーチ

TOEIC公式アプリです。公式アプリなので、内容・素材は保証されています。レベルは中級程度になりますが、無料アプリなのでTOEIC対策としておすすめです。

オンライン英会話サービスを使う

オンライン英会話サービスでもTOEIC対策ができます。
オンライン英会話ではスピーキングを高める目的で利用することが多いですが、TOEIC対策のための教材を扱っている場合もあります。

例えばNative Campの教材には

・TOEIC L&R TEST 600点対策コース
・TOEIC L&R TEST 800点対策コース

があり、TOEICテストのPart1~4のリスニング問題およびPart7のリーディング問題に対応した教材があります。

Nativecamp_TOEIC

自分で学習を続けるのが難しい方は、このようにオンライン英会話差ビスを使う方法もあります。

そのほかオンライン英会話についてはこちらの記事も参考にしてください。
OnlineEnglish_recommend初心者からビジネス向けまで、オンライン英会話5選【コスパをとるなら一択】

この記事のまとめ

昇進・昇格にTOEICが必要かどうかについて記事にしました。

・昇進、昇格にTOEICを参考や要件にしている企業は多く、今後も増えていくことが予想されます。
・昇進、昇格を考えるうえでは600点程度を目標にするのが良い

また、TOEICのスコアをあげるためのおすすめの書籍・アプリ、そして英会話サービスを利用することを紹介しました。

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