こんにちはTOMです。
『英語の資格を目標とすれば学習しやすいかな』
『とりあえず英語資格を目指そう』
『英語資格をとったらキャリアップできるよね』
この記事を書いている人
この記事を書いている僕は、10年ほど日本の大手製造業で技術者として勤務。働きながら独学で英語学習をして、外資系の会社に転職。外資系のエンジニアとして、英語を使いつつ働いています。そういった経験を元に記事を書いています。
それでは見ていきましょう。
Table of Contents
1. キャリアップのための英語スキル
英語力を上げることでキャリアアップ
これはキャリアアップとして可能だと思います。
理由は、
英語ができる人の方が年収が高いという調査結果がありますが、日本にいる限り英語力が高いと周りとの差別化になります。
関連記事で、英語力と年収について解説しましたので参考にしてください。
英語力が付加価値として高い3つの理由【年収アップします】
英語ができる人と年収の関係(キャリアインデックス社調べ)によると、年収が700万円以上の人のおよそ半数が英語について日常会話レベルの読み書きができるという傾向があります。
英語ができると、他の人と比べてアドバンテージになりますので、キャリアアップを考えた転職をするとき有利に働きます。
そして、差別化を図るときに、効果があるのは、他のスキルとの組み合わせです。
たとえば、
エンジニア ✖️ 英語
営業 ✖️ 英語
会計 ✖️ 英語
のように掛け合わせをすることで、人材の希少性が高くなりますので、より重宝される人材とされます。
2. キャリアのために英語資格を目標とするのをおすすめしない理由
英語資格取得を目的としただけの学習は、仕事で使うことを考えるとおすすめできません。
理由は、
仕事で使える英語力を身につけないと、キャリアに結びつかないため
です。
資格取得の勉強に偏ってしまうと、使うことより点数をとることが目的となり、仕事に活かす観点が抜けてしまいがちです。
資格のための勉強も英語を身につけるのには役に立つので、資格をとることが意味がないわけではなく、それが目的化しないように学習することが大事です。
3. 仕事で使える英語力を上げる方法
キャリアアップを考えるのであれば、仕事でどのように使うのか理解して、それに沿った学習が必要です。
例えば、
・日系企業のエンジニア
英語で情報取集する:リーディング
英語の仕様書を読む:リーディング
英語の仕様書を作る:ライティング
-ローカルサプライヤとのやりとり
-現地での渉外活動
– 現地営業活動
スピーキング、リスニングをメインとした全般
海外エンジニアとのやりとり:スピーキング、リスニング
英語での社内連絡(メール):ライティング
資料の確認:リーディング
このように、会社・部門によっても使うスキルは変わってきます。
僕のこれまでの経験からすると、
同じエンジニアであっても、日系企業なら通常英語で話す機会はなく、リーディングやライティングのスキルがあれば十分になります。
海外の部署や現地とやりとりするのであれば、スピーキングも必要になってくる場面もありますが、そうでなければ英語を話す機会はほぼありません。
これに対して、外資系企業で働きたいとなったら、開発部隊が日本なのか海外なのかにもよりますが社内の海外とのコミュニケーションで英語が必須になりますので、スピーキングやリスニングも必要になります。
スピーキングなどは資格取得の勉強だけでは身につかないため、スピーキング上達のためには、英会話の練習が必要になってきます。
英会話スキルの上達については、オンライン英会話サービスを受講するという方法があります。
オンライン英会話については次の記事も参考にしてみてください。
初心者からビジネス向けまで、オンライン英会話5選【コスパをとるなら一択】
自分のキャリアに沿って、必要な英会話スキルを学習するという姿勢が大事になってきます。
まとめ
英語力は、他のスキルと掛け合わせることで差別化にもなり、キャリアアップに使えます。
英語資格取得だけを目標においた学習では、実際の仕事に活用できなくなるため、仕事に使うスキルを考えて学習すべき