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エンジニアに英語力が必要な理由【英語はおすすめなスキルです】

エンジニアに英語が必要な理由

こんにちは、TOMです。

この記事は以下のような悩みを持つ人に対して書いています。

英語について気になっているエンジニア
『エンジニアでもこれから英語って必要になってくるかな?』
『ITエンジニアには必要って聞くけど、製造業のエンジニアではどうかな?』
『どのくらいの英語力が必要なの?』
『エンジニアが英語ができることのメリットってあるの?』

ここでは、エンジニアにとって英語力が必要な理由について、何処よりも詳しく解説できるようにしました。

それでは見ていきましょう。

目次
1. エンジニアでも英語が必要な5つの理由
2. エンジニアに求められる英語力
3.    エンジニアが英語ができると得られるメリット

ちなみにこの記事を書いている僕は、初TOEIC315点、英会話力ほぼゼロから学習をして今では外資系で働いているエンジニアです。
日系の製造業から外資の企業に転職をした経験をもとにエンジニアにとっての英語の必要性について書いていきます。

なお、エンジニアにもいろいろな分野があると思いますが、一般的にどの分野でも大枠は同じと思います。

1. エンジニアでも英語が必要な5つの理由

製造業や技術開発職であるエンジニアにとって、英語力が必要になりつつあります。その理由は以下です。

1.英語で仕様書を書く必要がある
2.海外の会社とやりとりがある
3.最新の情報は英語で入手する
4.海外市場が大きい
5.海外拠点との連携が必須

それぞれ見ていきましょう。

1. 英語で仕様書を書く必要がある

製品開発に欠かせないのが、仕様書を作成するという仕事です。部品・製品のもつ仕様をまとめ、どのような機能・性能をもっている部品であるか定義します。要求仕様書という形式で書く場合、それ自身が部品のサプライヤーメーカーとの取り交わしに使われます。

ここで、仕様書は日本語だけでなく英語でも作成する必要があるのが一般的です。もし今はそうなっていなくても、次第に英語での仕様書を書く必要に迫られるようになります。

そこで、英語のライティングのスキル・リーディングのスキルは必須になっており、これがないと業務効率が非常にさがることにつながってしまいます。

2. 海外の会社とやりとりがある

相手はお客さんであったり、発注先・依頼先である場合の両方が考えられますが、海外の会社とコミュニケーションをとる機会があります。最近では、海外でも良い製品・安い製品をつくっているメーカはたくさんあります。そのため当然、日本国内の会社だけでなく海外の会社も取引先の候補としてあがってきます。

そこで、資料は当然英語になりますのでリーディングのスキルが必要な他に、スムーズなコミュニケーションを図るうえで英会話のスキルも必要になってきています。

3.最新の情報は英語で入手する

情報の新鮮度を重視する場合、日本語に訳されたニュースなどで情報を知るより先に、グローバルでは英語で話題が広まっていることが多いです。

そのため、英語力があれば他より先に情報を仕入れることができ、ビジネスでの優位性という観点でも必須になってきます。

すばやく最新情報を得る必要がない場合でも、日本語に比べ英語での情報量は圧倒的に多いです。

これはGoogle検索するという点においても明白で、日本語と英語で同じ用語のヒット数を比較しても、桁が違います。

4.海外市場が大きい

世界の市場規模を考えると、海外の市場を狙った製品が必要になってきます。

中国・米国・欧州といった市場は、日本に比べ大きく、製品展開を考えることは必須になります。

そのとき、海外市場への参入や海外ユーザを考慮した製品作りといったことから、英語の能力は必要です。

5.海外拠点との連携が必須

多くの会社で海外拠点を持っており、海外市場参入のうえでは各拠点と連携をとることが必要です。
海外拠点数の増加については、こちらの記事でも紹介していますので、参考にしてください。

Enligh-addvalue-title英語力が付加価値として高い3つの理由【年収アップします】

例えば、現地ユーザーを考えたうえで、地域ごとの製品カスタマイズや場合によっては新製品を作るということがよくあります。そこで、現地スタッフと協力して製品開発することになりますが、スムーズなコミュニケーションのために英語は重要です。
場合によっては、通訳を間にいれてコミュニケーションも可能ですが、直接会話することと比べると、かかる時間は倍になり、非効率です。特別な場合を除き、自分で直接コミュニケーションをとれることが、業務効率を上げるために必要になります。

2. エンジニアに求められる英語力

それでは、エンジニアに求められる英語力はどれくらいでしょうか。
結論から言ってしまうと、『製品とポジションによる』なのですが、目安として

① ベースのスキルとして、『英語リーディング・ライティング』
② 他との差別化として、『英語コミュニケーション』

① ベースのスキルとして、『英語リーディング・ライティング』

上で述べたように、英語での仕様書が読める・書けることは必須になってきますので、基礎スキルとして『リーディング・ライティング』は持っている必要があります。

最低限のレベルとしては、中学英語は最低限使いこなせて、後は調べながらなら理解できるし、書けるというところです。当然、調べる回数が少ないほうが効率的にはなります。

TOEICレベルでは500~600点以上であれば、ベースとしては仕様書を作るという仕事には使えるかと思います

② 他との差別化として、『英語コミュニケーション』

リーディングであれば、学校教育で誰でも学んでいるのである程度のスキルは皆が持っているはずです。
そのため、英語でコミュニケーションできるというスピーキングができると周りからぐっと差別化できます。エンジニアであれば、日常会話よりも、自分の専門の技術内容について、図を使いながら相手と理解を合わせられるレベルができれば、仕事上でもまずはつかえるかと思います。
TOEICレベルでいうと600~700点以上ですが、スピーキングはTOEICだけでは測れない部分もあるため、オンライン英会話などでスキルを伸ばすのが良いと思います。

オンライン英会話に興味があれば、以下の記事を参考にしてみてください。

OnlineEnglish_recommend初心者からビジネス向けまで、オンライン英会話5選【コスパをとるなら一択】

3.  エンジニアが英語ができると得られるメリット

エンジニアにとって、英語がつかえることはまさに付加価値と言えます。なぜなら、専門の技術知識に加えて英語ができることで、応用の幅が広がるためです。そのため、エンジニアが英語ができることで得られるメリットは多く、以下のようなものがあります。

1. 周りとの差別化で一目置かれる、評価アップ
2. 海外との仕事・駐在のチャンス
3. 昇進に強い
4. 転職で年収アップ
5. エンジニアとしての幅が広がる

それぞれ見ていきましょう。

1. 周りとの差別化で一目置かれる

エンジニアの中では、英語ができる・英会話ができる人は少ないです。もちろン業界・職種によりますが、製造業の現場では英語に抵抗がないひとは1割程度、英会話ができる人は本当に限られた人だけというイメージだと思います。
その中で、あなたが英語ができ、コミュニケーションもとれるとなると、技術者の一人という立場から、『英語もできる人』ということで、一目置かれる存在になります。
とはいっても、本当にそうなのか疑問もあると思います。僕が以前いた、大手製造業の職場でもこの傾向がありました。英語ができることが、アイデンティティとして確立され、他のエンジニアとの差別化になります。

2. 海外との仕事・駐在のチャンス

英語ができるエンジニアという認知が会社の中でされると、自然と海外関係の仕事が入ってきやすくなると思います。海外駐在という機会もあるかもしれません。こういった経験は、タイミングが整い、周りに認知された人でないと受けられない機会でもあるため、チャンスであると思います。
メリットとしては、以下のようなことがあります。
・普通では得られない経験ができる
・グローバルに仕事ができることはマーケットバリューを高める

3. 昇進に強い

現在、多くの企業で英語TOEIC何点以上という条件が昇進条件の中に含まれています。

この条件を満たすことはもちろん、昇進するためには候補者として認知してもらうことも必要となります。

英語ができるエンジニアというアイデンティティは目にとまりますので、昇進機会も増えてくると考えられます。

4. 転職で年収アップ

英語ができれば転職にも強くなります。転職では、自分の価値を企業側に買ってもらうということになりますが、技術+英語という付加価値がある人は採用されやすくなると思います。相手側の企業から見ても、英語ができるエンジニアは数が少ないため、重宝されるためです。
年収交渉という面からみても、年収アップにつなげやすくなると考えられます。
そのほかには、外資系に転職して年収アップするというキャリアも選択肢として考えられるようになりますので、エンジニアで英語ができることは転職面からみても非常に有効です。

5.エンジニアとしての幅が広がる

海外に目を向けることでエンジニアとしての幅が広がります。世界中には、日本人以外のエンジニアのほうが多くいます。多くの分野で、日本以外のやり方が世界でのスタンダードになっていることもあります。

市場規模でみてもアメリカ・欧州・中国は日本よりも大きいため、そういった地域でのエンジニアリングがスタンダードを確立していくはずです。そのとき、日本人だけ英語ができないため取り残される・反応が遅くなり意見が反映されにくいという自体も考えらえます。

最新情報や海外でのやり方を積極的に取り入れることで、エンジニアとしての幅が広がり、世界で生き残っていくエンジニアになれると思います。

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