★ 会社員が、自由な生き方を目指すサイト。英語学習・転職活動,キャリア戦略のすすめ ★

面接でのSTARとは?【効果的な話し方】

Interview-star

こんにちはTOMです。

これから就職・転職面接を受けようとしている人
『面接でSTARというフレームワークがあると聞いたけどどんなもの?』
『STARに沿って説明すると効果的なの?』
『具体的にはどうやって活用するの?』

この記事はこんな悩みを持っている人に向けて書いています。

この記事を読んでわかること

面接の場で効果的なSTARフレームワークについてわかり、面接の場で使うことができます。

 

この記事を書いている人
self-intro-eng
この記事を書いている僕は、大学当初はTOEC315点ほどで、10年ほど日本の大手製造業で技術者として勤務しつつ独学で英語学習し、外資系の会社に転職して技術職として働いています。
自身が面接を受けるだけでなく、新卒・中途採用の方の面接も経験しています。

1. 面接で使われるSTARとは何か?

面接の場で、STARメソッドとか、STARフレームワークと言われますが、これは何を指しているのでしょうか。

STARは、

S:Situation(状況)
T:Task(タスク)

A:Action(行動)

R:Result(結果)

をそれぞれ表しており、
自身の経験・能力を効果的に説明するための話し方の順序のことです。そのため、メソッドやフレームワークと言われています。
では、それぞれSTARが意味するものと、STARの使い方についてみていきましょう。

2. STARのそれぞれの意味と使い方

STARメソッドとかフレームワークと言われてもよくわからない
どうやって使うものなの?

使い方は簡単です。

S→T→A→Rの順番に話すことを心がけることで、面接などにおいて状況と自身の能力を明確に伝えることができます。

STARのそれぞれの意味するところは、次のようになっています。

・S:Situation (状況)
これまでの業務上の経験を話す上での、そのときの状況を指します。
転職時の面接であれば、前職での役職・役割の説明になります。
例えば、
・技術職で、ある製品開発のプロジェクトマネージャーをしていた
・ある製品担当の営業として、お客さんとの折衝をやっていた

・T:Task(タスク)
あなたが前職で上記の状況の中で、自分のスキルやクオリティを発揮して解決に導いた、目標を達成した課題について説明します。

・A:Action(行動)
直面した課題や目標に対して、具体的かつ詳細にどのようなことを行ったか、どのようなプロセスで行ったかを説明します。

・R:Result(結果)
あなたが解決した・達成した目標によってどのように会社に貢献できたのかを説明します。また、同時にその経験から何を学んだのか、どのようなスキルが得られたのかも加えて説明するようにします。

3. 面接でSTARを使った説明の例文

このSTARを使った面接での説明例をあげてみます。

Situation(状況)

前職である製品Aのプロジェクトマネージメントを行う役割を担っていました。

Task(タスク)

お客さん納入に対するスケジュール遅れが発生し、早急にリカバリーをしないといけない状況が発生。

Action(行動)

製品開発のスケジュール遅れは、開発メンバーおよび製造ラインの意思疎通のズレが原因で発生していることがわかりました。
その解決のため、プロジェクトマネージャーであった私は、メンバー同志の情報交換を適切に、かつ迅速に行えるように定期的なミーティングの場を作るとともに、情報を一元化できるツールを用いて解決に導きました。

Result(結果)

結果として、開発スケジュール遅れは解消し、お客さんからの支持はより強固なものとなりました。その後、そのお客さんからは別製品の発注にも繋がりました。
これら通して、異なる現場間での情報共有の重要さに気づき、コミュニケーションを円滑に推進するマネージメントスキルがさらに培われたと感じています。

 

 

いかがでしょうか。

STARの流れに沿って説明することで、状況説明や行ったことを整理して伝えることができるようになります。

4. 面接でのSTARメソッドの使い方

STARがどのようなものかは、ここまでで紹介させていただきました。
それではどういったときに、このメソッドが使えるのでしょうか。

答えとしては、

さまざまな質問にSTARを使った説明方法で対応できます

なぜなら、このSTARの形式は、ある特定の質問に対してというわけではなく、話の流れを作るものだからです。

そのため、
例としては次のような質問でも使えます。

・これまでの成功体験を教えてください
・これまでで失敗した経験を教えてください
・工夫して困難な状況を乗り越えた経験を教えてください
・リーダーシップを発揮した経験を教えてください
・自分の強みを活かせた経験を教えてください

どの質問でも、
S:状況→T:タスク→A:行動→R:結果
という順序で整理して話すことで、理解しやすい、効果的な話し方ができるようになります。

5.就職・転職面接を通過するためにすべきこと

STARという説明する上での方法・形式は効果的ですが、
面接を通過するために事前にやっておくべきことは

・自分の経験を振り返りアピールできるポイントを整理
・何を聞かれるか情報収集して、質問に備える
・模擬面接など、相手に話す練習をする

これらは話すテクニックの前に準備しておく必要があります。

自分のこれまでの経験は自身で整理する必要がありますが、
そのほかの質問傾向の調査や、模擬面接での準備は

転職エージェントなど無料で利用できるサービスを使うという方法も有効です。

メリットとしては
・無料で情報提供を受けられる
・面接の傾向が教えてもらえる
・模擬面接など、練習もさせてくれる

私自身、転職エージェントを利用していましたが、有益な情報やよくある質問など面接対策をする上ではとてもメリットがあると思います。

転職エージェントの利用については、こちらの記事も参考にしてみてください。
エージェントを使った進め方転職エージェントを使った転職活動進め方【10社以上の経験からノウハウを紹介】 おすすめ転職エージェント30代技術者・エンジニアにおすすめ転職エージェント5選【経験者がおすすめ】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA